お蔭さまで創業５０周年を迎えました．．．心から感謝！

笠谷選手に代表される日の丸飛行隊が見事、金メダルに輝いた札幌オリンピックの年、昭和４７（１９７２）年３月、高松市木太町で東新電機を創業しました。
当時の経済環境はトイレットペーパーが店頭から無くなった、第一次オイルショックの真っただ中という最悪の状況で、無我夢中のスタートでした。
創業４年目（昭和５０年）に太田上町（現在地とは別の場所）に支店を出店しましたが、脆弱な資本力に加え"経営"に関してはほぼ素人の私は、正に荒波に漕ぎ出した小舟状態で、"もうこれで終わりか"という体験は２度や３度ではありませんでした。しかし、"何があっても会社を絶対につぶしてはいけない"という強い思いだけはずっと持ち続けて来られました。
家電店としてのスタートでしたが、工事部を設け四国電力指定店になり、電気工事、空調設備、電化住宅、アルカリイオン整水器の販売・メンテナンス（当時電気店としては四国で最初と伺っております）、ＩＴ関連、太陽光発電・蓄電設備、リフォーム（水廻りから家・マンション丸ごとまで）と、少しずつ取り扱いを広げて参りました。
社員・家族の協力のもと、年中無休を４０年あまり続けて参りましたが、働き方改革の波を受け、２０１９年３月より日曜日を定休日とさせて頂いております（祝日は当番制で営業を継続しております）。
創業して１０年位は家内と夕食をとれるのがほぼ毎晩１１時という生活（当時、藤本義一・大橋巨泉のイレブンＰＭを見ながら）でしたが、最近はおかげさまで午後８時前後には頂けるようになりました。
ほんとうに、お客さま方のおかげ、勤めてくれた社員方（退職された方も含め）のおかげ、三菱はじめ仕入先企業・協力業者のみなさん方のおかげ、取引いただいている銀行各行のおかげ、そして陰の功労者・家内や家族、先祖のおかげ、と心から感謝申し上げます。
"夢電化・しあわせプラン"
『世のため人のために喜んで働き、感謝と祈りでしあわせな人生を創造しよう』
　．．．東新電機の経営理念・思いです。
創業当初は大きな夢も描いてみましたが、だんだんと現実の前に変更を余儀なくされ．．．しかし、その現実を命がけで見つめ、お客様・会社・社員の毎日を守ることを続けて参りました。第2走者を受け継いでくれた娘夫婦＜宮内久夫社長・更希子常務＞に新たな夢を託して、老夫婦なりの歩み方を模索している毎日です。
どうぞ今後共、相変わらぬご愛顧を賜ります様、心よりお願い申し上げます。

令和４（ 2022 ）年 ３月
＜創業者・代表取締役会長　東　　秀憲＞